最近は雨がよく降ります。
雨が降ると、畑での仕事は当然減ります。
そんな時、農業という仕事の時間軸は人ではなく、自然にあるということを改めて確認します。
ふつうに会社勤めをしていれば、出社時刻があり、休み時間があり、休日も決まっています。
普段の生活でも、スーパーやお店の営業時間はだいたい決まっていて、それが急に変わることはあまりありません。
そうした人が決めた時間のルールの中で生活をしていると、だいたい頭の中で計算しながら一日を過ごしていけます。
しかし、農業はそうはいきません。
夏場は暑いので、太陽が昇りきる前後に仕事をしたり、日照りが続くと水を撒いたり、当然雨が降るとなにもできなくなったり、雑草が生えてきたら抜いたり、常に自然に合わせて動かざるをえません。
それは自分たちの意志でしているようにみえて、実は自然や環境によりそった結果、そうなってしまったのではないかと思います。
自然に間違いはありません。自然はただそこにあるだけです。
何か問題があるとすれば、それは人の側にあるのではないか。と本日そんなことを雨の中、考えておりました。
晴耕雨考です。
0 件のコメント:
コメントを投稿