先日、黒木本店さんにおじゃましてきました。
本当に勉強になることばかりで楽しかったです。
今は麦の仕込みの時期だそうです。
中々のハナタレを試飲。度数は70度くらい。カーッとなってゲホってなります。
「百年の孤独」が熟成されている樽。
こちらは麦畑。もう少し色づくと収穫だそうです。綺麗。
芋の苗付けも体験させてもらいました。
どういう風に育てているかちゃんとわかります。
こちらは焼酎カスをリサイクルしている処。肥料や飼料にして100%還元しているそうです。すごい。
尾鈴山蒸留所。山のリゾートのような綺麗なとこです。緑の香りに混じって少し焼酎の香りがします。ぼーっとリラックスしたくなるようなとこです。
貯蔵蔵。広い。
黒木社長と特約店の山下さんと一枚。
この後、社長、工場長、山下さんと焼酎を交わしながらいろいろ教わりました。
その中でも一番勉強になったのは、ものづくり対する姿勢と人に対する姿勢です。
ものづくりに関しては説明不要な程こだわりをもってらっしゃるのはわかりますが、僕のように訪れる人に対しても、工場すべての人が脱帽して「いらっしゃいませ、こんにちは。」と言ってくれます。
僕は言葉にはなんとなく質量のようなものがあると考えていて、例えば100回「愛してる」というより、たった1回の「愛してる」の方が重みがあると感じるように、言葉というのは言えば言う程、薄まるものも中にはあります。
僕のように1日に何十回も「いらっしゃいませ」を繰り返す人間にとって、黒木さんのとこの「いらっしゃいませ」は何故か新鮮で、挨拶というものの重要性を改めて認識しました。
そして一枚も落ち葉の無い尾鈴山蒸留所や、毎日、本店前の清掃をされている話などを見聞きすると、訪れる人の感動や地域の人との繋がりが感じられ、高鍋という町の中でひとつの文化を築いていると感じました。
鳥名子もそうした福知山の中でひとつの文化を築けるように努力をすべきと強く思いました。
今回、本当に刺激的で楽しい一日でした。
そして何より誘っていただいた山下さんに深く感謝します。
まだまだ出来てないこと足りないところは山程ありますが、少しずつでも理想に近づけるように頑張ります。
足立悠磨