生ごみ処理機を買いました。
今までのように直接土に還すやり方では、量が多く中々還元しにくかったのですが、これですぐに使える有機肥料にできます。
飲食店としては当たり前のことですが、私たちは生ごみを出す責任を負わなければなりません。
それは普通の飲食店であれば、お金を出して処分してもらうということになるわけですが、幸いにも私たちはそれを有意義に使える畑があります。
おいしいものをつくるためには、普通の家庭なら使えるところも捨てなければならない時もあります。それはお金を頂いているのだから当たり前のことなのですが、そうした時にこれだけのゴミを出してまでつくる価値があるものなのかを考えます。
以前、首都圏で一晩で出る残飯の量は、アジアの平均的な食事量で500万人の1日分の食事に相当するということを聞いたことがありますが、これは社会の風潮やエコやロハスといったある種の流行ではなく、真剣に考えなければいけない問題だと思います。特に食事を提供する店なら尚更です。
ですが、実際問題なかなか難しいもので、なんでもかんでも畑の肥料にすればいいものでもないですし、私たちがゴミの分別したり、生ごみを処理したところで社会や地球にはおそらくなんの影響もないと思います。しかし、そうした小さな意識の集積が重要なのだと思い、地道に続けていこうと思います。
新年早々、そんな事を考え電気屋に走りました。
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