12月13日、綾部にて小泉武夫先生の講演に行ってきました。
概要はこちらです。
小泉先生は言わずとしれた発酵、醸造学、食文化論の第一人者。
今回の公演は、「いのちと食と農」ということで、現在の農業における問題を原因の解説から解決策の提案まで話されたり、放射能により汚染されたからだを食べ物で浄化する話など、とても興味深いことばかりでした。
よりよい調理をすること、畑を育てることは、「食べる」という行為を正確に捉えなければならないと思います。しかし、人間として「食べる」ということを正確に捉えるには様々な学問を高度に複合させて考えなければなかなか捉えることができません。
人体生理学、脳科学、物理学、心理学、民俗学、文化人類学、生物学や様々な調理技術を知り、考え、行動することが重要だと感じました。
またそれらの知識を得ることはとても楽しく、非常に勉強になる講演でした。
特に腸と免疫の関係と、農業の新しいビジネスモデルについての話がおもしろかったです。
最近は本を読む時間もあまりないですが、落ち着いたら小泉先生の著書を読んでみようと思います。
悠磨
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