台風の接近が気になるところですが、今日はお米のことを少しお話します。
とりなごで使用しているお米はすべて夜久野産コシヒカリ100%。
それを育ててくださっているのが、こちらの足立悦夫さんです。
悦夫さんは「昭和初期の米作り物語」という本を執筆されるくらいの米作りの有識者。
とりなごの畑に関しても、色々とご指導をくださってます。
こちらは田の土質について話をされる悦夫さん。少し離れた田でも土質が違い、それによって味も変わるそうです。
おいしいお米を食べられるというのは、日本人にとって最高の喜びではないかと思います。
今は、先人たちの努力やそれを受け継ぐ農家の人たちによって、当たり前においしいお米が食べられますが、当たり前過ぎてそのおいしさに気がつかない部分も多いと思います。
海外に行ってお米を食べる、もしくは炊いてみると、格段に味が落ちるのがわかります。
そんな時、どれ程までに日本人がお米にこだわってきたのかを痛感させられます。
お米のおいしさとは単に味だけではなく、先人たちの努力の結晶ではないかと。
おいしさとは、気持ちなのです。お米でも、野菜でも、料理でも。どれだけ作り手が情熱を愛情を注ぎ込むかで、味は決まります。
そんな事をこの本から学びました。
台風が過ぎれば収穫です。なんとか無事を祈るばかりです。
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